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お弁当のアンソロジーから見る男女の違いについて

  先日、お弁当をテーマにしたアンソロジーを読みました。お弁当をテーマに小説家や漫画家、俳優女優等の著名人が簡単なエッセイを書いているものが集まっていて、各個人の思い出を垣間見ることができ、さらっと読めてなかなか興味深い内容なのですが、面白いのが男の人は主に「お弁当の中身」について記述してあるのに対し、女の人は「お弁当箱(デザイン、大きさ、包む布)」や「お弁当を食べている誰か」に焦点を当てていることが多い、というのに気づきました。
さらに、文章を書くことによってお弁当をつくるお母さんの大変さに思いを馳せ、感謝する人、思い出したかのようにお弁当を作る人、お弁当箱を出してみる人。文章を書くことにより何かもう1アクションを起こすのは女性です。

「お弁当をテーマに何か書いてください」と言われると、男性はそれを忠実に行う。女性は+αの行動を起こすのです。この+αというのは、新しい何かを生み出すのに非常に大きい意味があると感じます。しかし物事を忠実に行うというのもまた必要です。
昨今、ビジネスの現場でも言われたことを忠実に行うだけでなく、一歩二歩先を予測して行動することが求められています。それをわかったかのように言うのは男性が多いと感じていますが、実が伴っているのか甚だ疑問です。だからといってそれが悪いことではないとは個人的に思います。

男と女は違って当たり前。見た目も構造も違う生き物で、どちらが優れているとか劣っているとかそういったことはありません。「これからは女性の時代」なんて昨今の政治家はおっしゃいますが、男中心にやってきたことを今度は女性中心に、ということでしょうか。それでは何十年後にはそれが実現したとして、今度は「いまこそ男性の力を」なんて女性が大きな声で言い出しかねません。皮肉なものでそれでは無限ループですね。
お互いにどちらのよさも認めながら、適材適所で物事がすすんでいく社会になるといいな、と一冊の本をきっかけに感じました。
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